1月 月主題 <守られて>

月目標: ① 神様が見守り、導いて下さることを知る。

     ② 繰り返し取り組みことで原因を見つけたり、コツを掴んだりする。

     ③ 健康に過ごす為の生活習慣を身につける。

 

 あけましておめでとうございます。今年は戌年。人はよく「ワンダフルな年になるように」と言います。今の時代、どんなことがそれぞれの素晴らしいことに繋がるのでしょうか。私たちの在るこの幼稚園は、日々神様に守られ、見えなくても子ども達は真剣に手を合わせて祈ります。ここに入園して頂いてからというもの、少なくとも1日に2回は手を合わすのですよね。昼食が入れば3回。そして、各ご家庭で寝る前にお祈りをしている子ども達のことを思うと、こんなに「祈る」ことをしていることが「wonderful!」ですね。いつも、どんな時にも私たちのそばには神様がおいで下さるということ。手を合わせていなくても「ありがとう」「ごめんなさい」「お友達をお守り下さい」「◯◯ちゃんのご病気が早く良くなりますように」といろいろな時に人やもののことを考えて祈ることは、既に心の中には神様がおいでになるのでしょう。Wonderful! なのです。知らず知らずに神様の存在を覚え、守って下さっていることを知り、導いて下さっていることにハッと気づく。wonderful!の他なにものでもありません。きっと、wonderfulは勝手にやってくるのではないのでしょうね。何かに出会う、誰かと出会う、そんなことを喜んで自ら行ってみることが、wonderfulに繋がるのではないかと思います。さあ、今年も、子ども達が自ら楽しいと思える遊びを見つけ、取り組み、何度も 何度も試しては自分のものにしていく,今まで出会ったこともないwonderfulなことに出会うかもしれません。あるいは、何度繰り返しても自分の思うようにならないかもしれません。子ども達の遊びの繰り返しの中のその所業は、研究をすることに似ていると、ある研修会での先生がおっしゃっていました。確かに!子ども達の取り組みは常に挑戦があり、新しいものに出会えるというwonderfulな営みがあるのですね。先日のニュースで、男子の将来の第一の夢は科学者とか、女子の夢は食べ物屋さんだとか。幼稚園、保育園の先生は第3位になっていました。世の中の流れで、大人がどんなことに注目されるのか、またそれをwonderfulと思う子ども達の憧れは、その都度変化していくのでしょう。スポーツもサッカーからラグビーが上向いているとか。様々なことを目指したい子ども達の夢は大きく、広くあってほしいと願いますが、大人の役としては、しっかりと我が子を見つめて、大人の道を歩かせ過ぎないことではないかと思います。大切な価値観を持ちつつも、各々の子ども達に宿る力がwonderfulに働くために、非認知能力が十二分に養えることを望みます。その為にはまず健康!ですね。自身で気を付けることも大切ですね。どうぞ平和な wonderfulな年でありますように。