2月 <月主題> 育ちあう

月目標:

① 神様に愛されている者同士として、互いに認め合う。

 ② 自分や友だちの得意なことや好きなこと、苦手なことがわかり、受け入れる。

 ③ 提案したり譲り合ったりしながら共に生活する。

 

 1月の厳しい寒波も一段落でしょうか。長期予報では2月もなかなか寒さの厳しい日が続くとのこと。自然の様々な変化は、人間にとって幸でも不幸でもあります。節分を迎える時は、何しろ不思議と寒さが厳しくなるのですね。また南岸低気圧がやってくるとのこと。皆さまお気をつけください。インフルエンザ等の罹患からも身を守り、できるだけ休まず登園してくださいね。

 さて、今年度も10ヶ月が過ぎました。ご家庭からのご協力を得ながら、子どもたちの日々を見つめてまいりました。一人一人の成長は保護者の方々の想いと合致しているかな? 私たちの幼稚園には、見えないところからの守りを得て、それぞれの命の誕生と共に、成長という素晴らしい心身共の弛まぬ見守り、支えがあるのです。そして、本人の努力も見て取れます。子どもの成長を考えた時、どこまで遡って確認しようと思うのでしょうか。赤ちゃんまで戻ればもちろん誰もが成長したと確信できますね。幼稚園の入園時? 昨年からの一年? 一週間前? あるいは一つのことを見つめた時に、「できるようになった!」と目に見える事柄にその確信をえるのでしょうか。幼稚園という集団でお子さん方をお預かりさせていただいていること、それは、目に見える時も、見えない心の中の成長も大切で重要なことですね。この時期、それぞれのクラスでは、お友達の存在の大切さを知り、そのお友達が何を欲しているのかもわかり、言葉で、態度でそのお友達を受け入れようとするのです。それは、神様からいただいた命に始まり、一人一人をそれぞれに成長しようとする力を後押しし、子ども達自身も様々な経験や見よう見まねで先輩から学び、自身、切磋琢磨して自分磨きをするからなのですね。そんな風に思い、気づいた時、子ども達は確かに守られている、平和で、幸せなんだなあとしみじみ思うのです。神様は自分だけのものではありません。世界中の老若男女を見守り、小さき者から大人にも目を向けて下さっているのです。しかし、私たちが過ごしている毎日の平和、感謝、希望等々がなかなか行き届かないところがこんなにあるなんて、本当に悲しいし私たちの幸せを心より感謝したいものです。あと、31日(33日)で離れゆく子どもたちが、将来を見据えて、自分には何ができるのかな、何をしようかな、神様から頂いた大切なご自分の力を生かして、世界平和、感謝を心に留められる働きを担ってくれることを望みます。様々な分野で自分を生かせて下さいね。その歩く道で普通に意見を交わし、受け入れられる状態であってほしいと願います。毎日の育ちに感謝しながら。