4月 <月主題 > 包まれて

月目標: ① 神様の愛に包まれていることを感じながら過ごす。。

     ② 新入児も進級児も不安や張り切りを受け入れられて、新しい生活

      を始める。

     ③ 保育者と保護者の信頼の中で安心して育つ。

 

ご入園・ご進級おめでとうございます。今年の桜ほど長く、愛でることができた年も珍しいのではないかと思います。いま、大木も、小さな木もみんな みんな新しい命の芽吹きでピカピカの葉っぱを育んでいます。「いのち」の大切さとそれへの感謝が何よりも基本であると考えます。

 私たちも、今同じスタートの時を持っています。新しいお友達、保護者の方々を迎え2018年度が始まりました。進級した子ども達は後輩たちをどのように迎えようかと心待ちにしていました。そして、今年度のお終いまでの私たちが目指す子ども達の姿を «イエスさまと共に生きる≫〜愛のまじわりの中で〜 と定めました。この大きな目標の中で、各クラスが連携を持ちながら、それぞれの学期の目標(月・週・日々)で、子ども達にどのように沿っていくのかを計画し、また日々の子ども達の姿を臨機応変に捉えて、その計画を微調整しながら前に進めていきたいと考えております。 

 既にご理解頂いていると思いますが、当園はキリスト教の教えを基本とし、ご家庭との連携を大切にしながら一人一人に心を 手を添えたいと考えています。幼稚園型認定こども園になっても、この考えを揺るがすことなく、今年度の目標を心しながら、また保護者の皆様のご協力をえながら、過ごせますようよろしくお願い申し上げます。

 この4月はまず、お祈りを通して神様の存在を意識していきます。それを教職員が感じることと、保護者の方にご理解いただくことから子ども達と共有していけることと思います。また、この4月は入園・進級の時を通して、不安を感じながらも、特に緑組の子ども達は、自分の存在をどのように表出させようかと考えているに違いありません。自分が入園した時のことを思い出しながら、張り切って小さいお友達に関わることで、まずはその意識の芽生えを持ちます。自分の思いと受け入れの困難さでちょっと後ずさりするかもしれませんが、そんな時の助けが教員の役目でもあります。子ども達の中には、まだどのように接して良いのか把握できない場合があるからです。そんな時愛を持って受け入れることがどのようにすれば良いのか、自分と違う、また小さいお友達を受け入れるための心得を把握していくことにもなります。この園での大切な縦の関係の紡ぎの始めです。そしていつも保護者の方々との信頼関係があることが何よりも大切と考えています。ことあるごとに、またHPでもいろいろお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。