3月 < 希望 >

月主題:希望             

月目標: ① これからもイエス様と共に歩みたいと願う。

     ② 友達と信頼し合い、楽しさを共感し喜ぶ。

     ③ お互いの成長を喜び、新しい生活に期待をもつ。

 

毎日、天気予報を聞きながら、寒さチェックをしておられるのではないでしょうか。暖かいと思っていても一日の中での気温の変化には油断大敵です。3学期、いえ今年度もあと残すところ2週間ほどしかありません。お休みなく元気に過ごして、楽しい毎日を惜しみなく過ごして欲しいと思います。

 さて、「春のつどい」が無事終了し、子どもたちのこの1年間の、あるいはここに入園していただいてからの大きな歩みを観ていただけたでしょうか。一つ一つの行事を通して毎回感じ、思うことは、「子どもたちの持つ力の素晴らしさ」です。この時に至るまで(特に緑組にとって)の紆余曲折ある子どもたちの心の動き、成長を察知しつつ、ご家庭でも押したり、引いたりしながらここまで来てくださったのだと思います。子ども達なりにこの年齢で、楽しみのみではなく、悩み、心打たれ、お友達とのいざこざも含めて、泣き、笑いの経験を沢山してきたことでしょう。大切な経験です。人と関わることの大切さをこの時期にしっかりと学び、自分と違う人がいることをこの幼児期にしっかり捉えられる経験こそ、人生の基礎になる重要なことの一つだと考えています。お友達との関わりの中で、考えること。それは、表に出る人ばかりではなく、それぞれが頂いている神様からの賜物が何であるのかを自覚し、この集団の中で生かされなければなりません。表と裏。それはいつも両面があって双方が生かされているからだと思います。何かを表現しようとすれば、それについて必ずや守り導いて下さっている人がいることを忘れてはなりません。子ども達には、なかなか分かり辛いことかもしれません。大人はそれに気づいて感謝しなければなりません。自分一人が頑張るからできる、しかしそれが当たり前となって自分が第一と思ってしまってはならないのです。お互い信頼をしながら、相手を生かし、ともに喜び楽しむこと。そんなことがこの幼児期から少しずつ養われていって欲しいと思っています。共に行うこと。それは、これからの将来に向けて、しっかり協調性を育み、どちらが先に出る、出ないことも含めて、相手に感謝することを心に刻んで欲しいと思います。緑組は、7校に分かれての進学です。どこに行っても、どこに居ても神様とお話ししてみたいなあと思える心を忘れずに過ごすなら、そしてどこででもお祈りができるから、神様とのお話を楽しみ、お導きに感謝できるでしょう。胸を張って小学校へ入学して下さい。「みんながいて私(僕)もいる」。一つの物・事を360度から見てみようと思い、そこで何かを感じ、自分の居る事を感謝し、これからも続く道に神様のお守りをお願いいたしましょう。一人一人の希望が大きく膨らむように。大きくなることを自覚して!  ご卒園、ご進級おめでとうございます。一年間のご理解ご協力に深く感謝申し上げます。